全国各地からシェフが見学に来て下さいました。
帝国ホテル 総料理長 田中健一郎氏が たけなかファームに来て下さいました。
レストラン カンテサンス 岸田 周三氏
レフェルベソンス/ L’Effervescence エグゼクティブ・シェフ 生江 史伸 氏 が たけなかファームに来て下さいました。
ドローンを使って空から農場を見ました。
地上で見る風景とは違った視点で見られます。
空からみると十勝平野の広さゆえ
ポワローの畑はさほど広くは見えませんね。しかし
この面積に植えられたポワローを収穫するのに
1ヶ月かかります。
(小麦収穫だったら30分くらい・・・)
10月最終日(早朝) 霜がおりました。西ヌプカウシヌプリ山も白くなっています。カラマツもすっかり紅葉して見頃を迎えています。足下の霜柱を踏みしめながらこれから収穫作業を始めます。
10月最終日(お昼ころ) 上の写真と同じ日の午後です。
陽射しが出ると一面を覆っていた霜もすっかり溶けて暖かさを感じます。ただ、土がぬかるんでくるので、長靴の底にはドロがべったりと張り付いて、まるで囚人のごとく足が重くて、思うように歩けなくなります(笑)
11月にも入るといよいよ冬を感じるようになります。
カラマツも段々と落ちて、景色全体から色彩感が無くなりモノトーンの世界へと変わって行きます。
畑に残っている色彩はというと
ポワローと小麦の「緑」だけです。
降雪のタイミングが早く、まだ11月上旬だというのにこの雪の量です! 夜間から早朝にかけての冷込みによってポワローもとても冷たくなっています。人間にとっては収穫している指先の間隔がなくなるほどの冷たさに耐えながらの作業ですが、ポワローは寒さに強く、わりとへっちゃらな感じで、むしろ美味しくなっているみたいです。
収穫始めのころと比べて、後半に収穫したものの方が美味しいような気がします。
収穫したばかりのポワローはとてもみずみずしくて葉の切り口から水分が「ぽたぽたっ」とこぼれ落ちてきます。見た目にもとてもツヤと張りがあり、内包している水分量と旨味成分の充実感が伝わってくるようです。
このコンテナは、出荷まで低温貯蔵庫に保管されます。
ポワローと同じく、たけなかファームで栽培している「セロリアック」です。葉っぱが全方向に向かって元気よく伸びています。本体そのものは顔半分だけを土からだしてこちらを見ていますが、土の中の根は「葉っぱの長さ+本体の大きさ」を足した長さと同様の根が土中深く伸びています。香りがとても強く、収穫コンテナに入れて低温保管庫に入れると、保管庫全体がセロリアックの香りに包まれます。
2020-01-21 22:38